はじめまして、のんです。
私は生まれてから新卒で入社した会社でプログラミングの勉強を始めるまで、ITの世界とは全く無縁だった人間です。
そんな私ですが、現在は頭の良い人たちに囲まれながら
脳みそをフル回転させ、システム開発の業務に従事しています。
今回の記事では、私がエンジニアになるまでの未経験転職活動について、順を追ってご説明していきたいと思います。
エンジニアへの未経験転職に挑戦しようとしてる方の参考になれば幸いです。
はじめに
まず私は新卒で、若干黒色寄りの食品工場へ入社しました。
詳しくは本記事を読んでいただけると幸いです。くそ長いので最初の10分の1くらいで大丈夫です。
簡単に流れだけご説明しますと、
食品工場勤めが精神的にきつくなっていたときに
偶然、YouTubeで人生を変えるような1本の動画に出会い
それをきっかけに、プログラミングの勉強を始め
とある転職エージェントと面談をしたことをトリガーに
未経験転職にむけた活動を始めました。
それでは、さっそく
“とある転職エージェント”の出会いから見ていきましょう。
1通のメールが、運命を変えた
おおげさな見出しですね。
ですが、あながち嘘でもないのです。
私は、本格的に転職活動を始める約半年ほど前にdodaに登録しており、dodaのエージェントと一度面談を行いました。
そこから転職活動はしていませんでしたが、
Yahoo!メールの受信箱には、継続的にdodaから数々の求人情報が送られてきていました。

その数あるメールの中から1通だけが私の目に留まったのです。
ワークポートという転職エージェントからのメールでした。
「未経験からエンジニアを目指しませんか?」的な文言が記載されていた記憶があります。
私はこのメールを見て、面談依頼を送信しました。
とりあえず話だけでも。
という気持ちだったと思います。
なぜdodaに登録していただけなのに、ワークポートからメールが届いたのでしょうか。今になって気になり、調べてみました。
dodaには実際に、提携エージェントからスカウトが届く仕組みがあるそうです。
現在の公式一覧にワークポートが載っていました。つまり、仕組みとしては普通の転職サービスです。
“私だけ”に送られてきたメールではありませんでしたが、
この時期にちょうど「未経験での転職」を考えていた私にとって、あまりにもタイミングが良すぎるメールでした。
ワークポートの山口さん
いざ、ワークポートの面談の日。
私の担当コンシェルジュとなったのは、山口さん(仮名)でした。
とても優しそうな、30代前半の四角い黒縁メガネをかけた男性です。
(※声だけで想像しています。実際の顔は全く持って知りません。)

※写真はイメージです。
山口さんには、私がエンジニアに興味をもったきっかけと、現状、そしてこれからどうしたいかを拙い言葉で伝えました。
- 自分が好きなことを強みとして仕事をしたい(小学生の頃からパソコンかたかたしていたので)
- パソコンはよく触るが趣味でツールを作ったりは経験がないこと
- 3ヶ月ほどプログラミングとWebページ制作の勉強をしていること
- 可能であれば、エンジニアとして転職したいこと
山口さんは、笑顔でうなずきながら私の話を聞いてくれました。
(※笑顔でうなずいていたかは知りません)
そして、私が転職する目的のひとつは「自分の市場価値を高めたい」でした。
この頃の私は
まぁ、全部できる奴が1番市場価値高いだろう、
という単細胞の思考しか持ち得なかったので、山口さんに対しては
「フルスタックのエンジニアを目指しています。」と伝えました。
山口さんは、「素敵な目標ですね」と優しい声音で伝えてくれました。
(※多分、記憶を美化しています)
今回、私は未経験での転職ということで、
「ポテンシャル採用」枠で探していただくこととなりました。
ポテンシャル採用
スキルや経験でなく、成長可能性や熱意を重視して採用する選考方式
山口さんは、私にこうおっしゃいました。
のんさんは
- 働きながら学習を続けられる熱意と継続力
- 市場価値を高めたい、スキルアップしたいという成長意欲
これらを武器にして挑戦しましょう
と。
ポートフォリオは?
ここでいうポートフォリオは、自分の技術を伝えるために作る、Webサイトやアプリなどの作品のことです。
私はYouTubeでエンジニアへの未経験転職に関する動画をいろいろ漁っていました。
その中で、セイト先生やエンジニアチャンネルさんの動画をかなり参考にさせていただいていたのですが、ポートフォリオを作ることが前提となっているものがほとんどでした。いや、全部だったかな。
見ていた動画を一部掲載させていただきます。ぜひ参考になさってください。
面談の最後に山口さんから「何か質問はありますか?」と聞かれたため、気になっていたことを聞きました。
「ポートフォリオ、あったほうがいいですか?」

「もちろん、あったほうがいいですが、絶対に必要と言うわけではないですよ」
正直、ポートフォリオを作れる自信がなかったので、
私はこの山口さんの一言を全面的に信用することにしました。
ということで、私はポートフォリオ無しで転職活動に臨むことになりました。
転職活動、スタート
後日、山口さんと再度面談し、以下の3社を紹介していただきました。
- 自社開発会社A
- 技術派遣会社B
- 自社開発会社C
この3社に挑戦しようという話になり、履歴書を送ることになりました。
面談から応募まで、私が進んだ順番
ポートフォリオを完成させてから応募する。私の場合は、その順番ではありませんでした。
面談では、プログラミングとWebページ制作を3か月ほど勉強していることを伝え、ポートフォリオが必要かを聞きました。その後、紹介してもらった3社へ応募することになりました。
今の学習状況で動いてよいか迷っているなら、「何をどれくらい学んだか」「どんな仕事をしたいか」を相談先に伝えたうえで、応募できる求人や、応募までに必要な準備を確認してみてください。
ただし、これは当時の私の経験です。ポートフォリオなしで誰でも転職できるという話ではないので、現在の求人や必要な準備は、自分の状況に合わせて確認してください。
書類選考
結論から言うと、
3社とも書類選考は通りました。
参考になることがあれば、と思いましたが、残念ながら何も特別な事はしていません。
とにかく「免 許・資 格」の欄には、過去に取得した資格の中で、比較的役に立ちそうなものを書きました。
私は高校生の時から資格を取るのが趣味だったので、とにかくいろいろな資格試験に手を出していたのです。例えば、チョコレート検定とか。これは、流石に書けん。
比較的役に立ちそうなもの一覧
- 日本情報処理検定協会主催 日本語ワープロ検定試験準1 級合格
- 全国商業高等学校協会主催 情報処理検定試験1 級合格
- 日本情報処理検定協会主催 パソコンスピード認定試験1級合格
あとは、自動車運転免許。
また、「学 歴・職 歴」の欄には以下を記載しました。
- パートさんへの勤怠管理(シフト作ってただけ)
- パートさんへの指示出し(定型業務なので、そんな毎日指示出ししてない)
とにかく印象がよく見えるように書きました。当然ですね。
履歴書は電子データで送りました。
就職活動の時は手書きだったのですが、とにかく印象をよく持ってもらうために必死で丁寧な字で書いていたと言うのに…便利な世の中になったものです。
書類選考を終えたら、次はいよいよ面接です。面接、苦手なんだよなぁ。
ちなみに、面接は全てzoomで行いました。
1社目の面接は、絶望的
自社開発会社Aの面接官は、綺麗な茶髪ロングヘアーの女性でした。
最初に、「なぜ未経験転職しようと思ったのか」を質問されました。
この問いに関する答えは考えていたので、ざっくりと以下の内容を30秒ほど喋りました。
- 自分の「得意」や「好き」を武器にして仕事をしたいと思ったから
- 人に喜んでもらえる仕事をしたかったから
- 勉強するほど、自分のできることの幅が広がっていくことを実感し、日々学習意欲が増していること
正直、その後のやりとりは覚えていません。すみません。
ただ、私のターンが一通り終わった後は、面接官のターンが始まりました。
面接官のターンでは、PowerPointを使った会社説明が行われました。
会社説明が一通り終わった後、定番の一言が私に投げかけられます。
「何か質問はありますか?」
ヤバイきた。特に聞くことないことない・・・・。
あれだ、ネットで見た「プロジェクトって基本何人体制ですか?」
・・・プロジェクトの話全くされなかったし違うな・・・・
「御社で使用している技術はなんですか?」
こんなん聞いてもわからん。もっとわかりやすい質問。
「入社するまでに準備すべき事はありますか?」
これも違う。
さっきまでの話の中で出たことに関して、質問すべきだ。
あっ・・・そういえば、印象的な話があったな・・・
最近会社にバーができたって・・・・
私「会社で酒飲めるんですか?」
面接官のお姉さんを数秒フリーズさせました。
完全に質問の内容ミスったって思いました。
その後は何も質問せず、すごく微妙な雰囲気の中面接を終えたことを覚えています。
山口さんには
「だめでした。」
と報告しました。
後日、面接結果を聞きましたが、やっぱりだめでした。
ゴリゴリに面接対策をした
「やっぱ面接苦手だわ。」と再認識した私は、
大学生の時にしていた就活の面接対策と同様に、
面接の回答をひたすらWordに書き続けていました。
以下の項目について、面接でそのまま読むレベルの文章を考えていました。丸暗記戦法です。
- 自己紹介
- 自己PR
- 志望動機
- ITを未経験で志望した理由
- 転職理由
- 業務の成功経験&失敗経験
- 最も難しかった仕事
- 自分への課題
- プログラミングを知ったきっかけ
- 長所&短所
- IT領域について今後も学ぶ姿勢を持っているか
- どんなエンジニアになりたいか
- キャリアプラン
逆質問については、以下の項目を挙げていました。
- 未経験採用で活躍されている方に共通する特徴はありますか?
- どのような勉強を進めていけばよろしいでしょうか。
- 評価制度はありますか?
- 他部署との連携
- 技術力以外のスキルを学ぶ環境はありますか
- 営業は何名いますか
- 営業がプロジェクトを受注する際の方針を教えてください
自己PRの作り方については、転職のサラタメさんを参考にしていました。当時の動画が見つかりませんでしたが、おそらく以下の動画は内容が同様のものかと思います。
以下のセイト先生の動画も参考にしていました。

ここまでして準備をしておかないと、私は本番でただのデクの棒になるのです。
ちなみに以下は当時のWordのファイルですが、Zoomでの面接の開始・退出に至るまできっちりと台本を書いてました。
5分前に入室
相手が入ってきたら、
→通信がうまくいってるか確認(もしもし、こちらの声聞こえてますでしょうか) )
xx時から面接のお時間いただいております、 xxと申します。 本日はお時間いただきまして、 ありがとうございます。(きこえない場合はチャットで)
お時間いただきまして、ありがとうございました。
では、退出させていただきます。3秒カウント。
3秒カウントww
2社目の面接は、食品工場での経験が役に立った
技術派遣会社Bの面接が始まりました。
少し丸顔で、でもシュっとしていて、目が笑っている優しそうな男性でした。

※写真はイメージです。面接担当者本人ではありません。
面接前半は上々の出来。なぜなら、考えていた面接の質問がボンボン飛んできたからです。
- なぜエンジニアに未経験転職しようと思ったんですか?
- 弊社に入社してからどのようなキャリアを進もうと考えていますか?
- どのような学習をされていますか?
ただ、最後に予期しなかった質問が飛んできました。
「エンジニアになって開発したいシステムはありますか?」
おっと・・・・。これは私の面接対策リストには載っていなかった質問だ・・・・。
どうしよう・・・・そんなのわからん・・・。
そういえば、今私が仕事で使ってる発注システムと在庫管理表・・・
あれマジ使いにくいったらありゃしねえんだよなぁ・・・・・。
正確な言い回しは覚えていませんが、こんな趣旨で答えました↓
「そうですね。私は食品工場で発注および在庫管理の業務に携わっているのですが、現在感じている課題を解決できるシステムを開発できたらと思いました。
例えば、在庫管理と発注がつながっておらず、在庫確認や発注数の計算、システムへの転記も、現状すべて手作業で行なっています。
私は膨大な資材数を目視で管理するのは限界があると考えています。
在庫管理や必要資材数の計算等をシステム化し、人為的ミスや発注漏れを防ぎたいです。
私と同じような思いをしている資材担当の人達のために、在庫管理システムや発注システムの開発に携わりたいと考えています。
食品工場で働いた経験も、開発にどんどん活かしたいです。」
ほぼ愚痴に近いような回答した記憶がありますが、この面接においては不正解ではなかったようです。
「ちょうど弊社でも、工場の在庫管理システムの開発に力を入れているところでして
・・・・・・」
奇跡。
勝ったと思いました。
最後に賃金の話をされましたが、正直、私はポテンシャル採用で給料面では期待していなかったし
むしろ低賃金でも経験を積ませてもらうこと自体に意味があると思っていたため、あまり気にしていませんでした。
今考えれば、すごい低賃金を許容していたなと思います。最低限生活できるラインとして、280万程度と考えていました。すごい。今じゃちょっと厳しい。
山口さんには
「好感触です。」
と報告しました。
内定もらった
4日後(だったと思います)、仕事のトイレ休憩中に山口さんから
「おめでとうございます。内定いただきました!」
との連絡をいただきました。
女子更衣室の中で1人、ガッツポーズしました。
全身の力が一気に抜けて、すごく体が熱くなりました。
ちなみに、3社のうち残りの1社は面接前に辞退することにしました。
おわりに
以上が、私が転職活動を始め、内定をいただくまでの過程でした。
入社する時期は、内定が出てから1ヵ月後でした。有給消化のため、内定が出てから2週間後が最終出勤日となりました。
工場長や上司には、内定をもらおうがもらうまいが、辞める事は伝えていたので時期に問題はありませんでした。
今振り返ると、うまく事が進んでるなぁと思いますが、
あの1通のメールを開封しなければ、今の私はいなかったのであの時行動して良かったと思います。
これから未経験転職に挑戦する方々に、少しでも安心感が与えられていますように。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
転職前の準備については「転職前に勉強した内容と学習時間」、入社後の仕事については「転職後に経験したエンジニアの仕事内容」で詳しく紹介しています。


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